回想...WE12A製作

三〇路も入ったばかり、何でもトライしょうと張り切っていた頃です。
無いのはお金だけでしたが元気だけはありました。
1980年に製作しましたが質問や、問い合わせを今でもいただきます。
小生も年を取り、だんだん記憶が薄れます。
お答え出来ない事があるやもしれません。
今残っている写真を基に解説いたします。
自作作品はとても愛着があります。
念入りに仕上げた作品は工業製品とは異なり独特の風格が出ます。
どうぞ自作マニアの方は恐れず挑戦してください。

写真が不明瞭ですがオリジナルの WE12Aホーンです。Lは4151Aを使用しておりました。
これに型紙(ロールのトレシングペーパー)を当て採寸します。
金具など詳細をコピーするのに述べ5日ぐらい掛かりました
採寸した型紙を厚紙に貼り付け補強します。
丁寧にカットし定規にします。
型紙よりホーンのカーブの型を作ります。
開口部、喉部、各々内型、外型4個必要です。
材料は横12mm 面3mmベニヤ
写真は喉部内型
写真は喉部外型、型に接着材が付着しないようにポリシートを貼り付け、その上にカーブに合わせて根気よく削り、積層して行きます。最終板厚は全て1インチ、25mmです。
絶対ひび割れが出ないように1本ずつ木ねじで楔を打ちます。
このようにすればオリジナルより極めて強固になります
積層した各パーツ
右手前は開口部上部板
左奥は開口部下部板。
手前下(右、左)は養成中のペアになる物
喉部の積層寸法を最終チェックし仮止めする。
横板を張り付ける
奥に見える円はペアの喉部板完成品
とにかく大きく重い。
一旦分解し余計な部分をカットして最終仕上げに入る。
組み立て最終確認
下地処理後ニトロセルロースラッカー艶消し塗装をする。
スロートの製作
当初は鋼板で製作、後に鋳造品に取り替える。
82年お正月の試聴風景
まだ仮設置です。
12Aは300でローカット
HiはAltec3000H*2
Lowは20cm
ボーカルが素晴らしいのですが、ピアノやオーケストラは力不足でした。
横より見る
最後までありがとうございました。


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